産地から

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こだわりのお米作り 第5章

〜生き物を守る〜 雑草との共生

お米農家

「シバタプラセールファーム」柴田一義さん

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2017年6月。 田植えから約1ヶ月。『除草作業』を覗くために、柴田さんを訪ねた。 除草作業とは、稲の成長を妨げる雑草を取り除くという大事な作業。 「除草ではなく、抑草をすることが大事なんです」と語る柴田さん。 近年の化学農法では除草剤を使用するのが一般的。 しかし、柴田さんはチェーンを使うことで、稲と雑草を共生させることを可能にしている。

「除草」ではなく「抑草」

2017年6月。

田植えから約1ヶ月が経ち、除草作業をおこなうということで訪ねた。

「除草作業」とは、稲の成長を妨げる雑草を取り除くという大事な作業。

そんな中「除草ではなく、抑草をすることが大事なんです!」と強く語る柴田さん。

多くの農家さんは、生えているのが雑草と分かれば闇雲に全て抜いてしまう。

しかし、雑草などが持つ菌も、稲を強く成長させる上では大切な要素なのだそう。

つまり、雑草を除くのではなく、”雑草を抑える”ことが大事なのである。

柴田さん自作の「チェーン除草機」

近年の化学農法では除草剤を使用し、雑草を生やさないようにするのが一般的。

しかし、柴田さんは農薬などは一切使用しない。

そこで、チェーンを使って田んぼを引きずって回ることで、

雑草が根付くのを防ぐ効果がある「チェーン除草」という作業をおこなっている。

そうすることで雑草を全て排除するのではなく、適度に雑草を生やすことができ、

稲と雑草を共生させることが可能になるのだという。

そして、チェーン除草をより効率的にするために、

柴田さんは古い田植え機を改造して、チェーン除草機を作ったのだそう。

周りの雑草の長さは5〜10cm!

田んぼの中だけでなく、田んぼの周りにある雑草にもこだわっているという柴田さん。

確かに、他の田んぼと見比べるとどことなく雑草が生い茂っている様子。

これは、生き物のためにあえてそうしているだという。

田んぼ周りの雑草を短く刈り過ぎてしまうと、そこには生き物が生息できなくなる。

しかし、あまりにも生やし過ぎすと今度は中の稲が風を得られなくなり、成長に影響が出る。

そこで柴田さんは周りの雑草を5〜10cmの長さに常に保つことで、

生き物にも、稲にも、両方にとって良い環境作りをしているのである。

動画で見る産地から「こだわりのお米作り:第五章「雑草との共生編」 」

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