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「噛めない子ども」はなぜ?医師・管理栄養士が実践する食事をご紹介。

「食べることでなりたい自分になる」TAVENALチームのプロフェッショナル達が、気になる健康情報を分かりやすくアップしていきます。

前回の記事では、「早食いは太る?」という気になる疑問について解説していきましたね。

  早食いは太る?改善するコツと、噛める食材もご紹介。 早食いのデメリットって何?本当に太るの?どうしたら改善できる?イラストつきの分かりやすい記事で、噛める食材もご紹介。 TAVENAL| 食べることで、なりたい自分になろう

やはり「早食いは太る」と言えるようだ…という結論でしたね😶

今回もそのお話の続きですよ〜。

目次[非表示]

  1. 1.現代人は顎が細い?
    1. 1.1.縄文人・弥生人はどんな顎?
    2. 1.2.江戸時代に始まった、白米の暮らし
    3. 1.3.戦後の経済成長で広まった柔らかい食事
  2. 2.噛めない子どもが増えている?
    1. 2.1.子どもの歯並びには食事も影響?
    2. 2.2.噛める子どもに!どんな対策ができる?
      1. 2.2.1.骨付きの肉を活用
      2. 2.2.2.おやつにはスルメや小魚を
      3. 2.2.3.座り方にも注目
      4. 2.2.4.ゲーム感覚で噛めるような工夫も
  3. 3.怪我や窒息などには注意⚠️

現代人は顎が細い?

現代人は顎が細くなってきている…。と聞いたことのある人は多いのでは?

  • 例えるとアイスクリームのコーン🍦のように、尖った顎の形に変化してきている…。
  • 歯並びが悪い子どもが増えているのは、顎が細くなってしまったせいだ…。

などなど。

確かに、多くの研究結果がそのことを明らかにしているようです。

縄文人・弥生人はどんな顎?

縄文人、弥生人…。それぞれ骨格の違いはありますが、いずれも現代人よりもしっかりとした顎を持っていたようですね。

  • 弥生人
    …大陸の北のほうから移動してきた、稲作の技術を持つ人々。大陸では凍った肉を噛みちぎったり、皮をなめす時に歯を使っていたりしたので丈夫で大きい歯を持つ。
  • 縄文人…
    クリやドングリなどの木の実をパンにしたり、アザラシやシカなどの肉を食べたりもしていた。どれも硬いものばかりなので、老人の歯はすり減っていたという。

私たち日本人は、この弥生人と縄文人を祖先に持つ…と言われていますが、いずれも硬いものをしっかりと食べて生き抜いてきたようです。

江戸時代に始まった、白米の暮らし

とは言え、近代までずーっと日本人がドンクリを食べて生きてきたわけではありませんよね。

皆さんは、日本の庶民がいつ頃から玄米ではなく白米を食べるようになったかご存知ですか?
🙋<江戸時代!!
そう、江戸時代なんだそうですよ〜。

それまでは身分の高い人しか食べられなかった、白いご飯。
庶民も食べられるようになりましたが、毎食炊きたてのご飯が食べられるわけではありませんでした。
おかずも魚や漬物などで、冷えたご飯をしっかり噛んで食べる暮らしだったようですね。

炊きたてのご飯や柔らかいおかずを食べられる上流階級の人は、顎の小さい人が多かった?なんて研究結果もあるようです。

ちなみに、白米が普及したことによって、江戸時代には「江戸わずらい」という病気が流行しました。
これは玄米には豊富に含まれているビタミンB1が欠乏したために起きたとされています。

戦後の経済成長で広まった柔らかい食事

庶民は硬くて冷えたものを食べることが多かった日本人。
しかし、戦後には高度経済成長が起こります。

  • かまどでご飯を炊いていたのが、炊飯器に代わるように。
  • ガスなども普及し、いちいち火をおこさなくても温かい食事が食べられるようになった。
  • 冷蔵庫でいつでも新鮮な食べ物をキープできるようになったので、干物などの硬い保存食ばかり食べる必要もなくなった。
  • パンやハンバーグなどの欧米の食事が入ってきた。

徐々に、日本人は柔らかいものを好むようになってきたようです。
こう書くと、欧米の食事は柔らかいものばかりなのか!?なんて思ってしまいますが、必ずしもそうではないですよね。
バゲット🥖のように硬いパンも多くありますし、にんじんを生のままバリバリ食べたり…。
食パンがあんなにふわふわなのは、実は日本だけかもしれません。不思議ですね。

噛めない子どもが増えている?

さて、話は現代に戻りまして。

噛めない子どもが増えている」という話を聞いたことはありますか?

歯のない頃の赤ちゃんは、もちろん硬いものを食べることはできません。
しかし、歯が生え、充分に硬いものが食べられる環境にあっても「噛めない」子どもが問題となっているそうです。

確かに、現代の日本で子どもに人気の食べ物と言えば…

  • カレーライス
  • スパゲッティ
  • うどん
  • オムライス
  • 菓子パン

…このような食事は、どれも柔らかいものばかり。

もちろん大人の食事も同様に「噛まないもの」になってしまっているのですが、成長途中の子どもにとってはさらに大きな問題なのではないでしょうか?

子どもの歯並びには食事も影響?

最近では、歯並びが悪いからと歯列矯正を受ける人も多くいますよね。
筆者も歯並びが悪く、数年に及ぶ矯正を受けてきた経験があります🤭

もちろん歯並びには個人差があるものの、やはり食事の影響は否定できないようです。
正しい噛み方は顎の成長に繋がるんだとか。
現代人は顎が小さいんだから仕方がない…なんて諦めるのではなく、しっかり噛めるようにすることがいい歯並びにも繋がっていくようですよ◎

噛める子どもに!どんな対策ができる?

🤷<離乳食の頃は「柔らかいものを」って言われ続けてきたのに、急に「噛めるように…」なんて切り替えるのは難しいよ💦硬いものは食べたがらないし。。

と思うママ・パパも多いのではないでしょうか?
筆者も同じ思いでした😥
外出先で食べるとなると、ついついうどんやスパゲッティなどの「柔らかい・長い」ものになってしまったり。

というわけで、TAVENALチームの医師・管理栄養士が実践している食事をご紹介します🙆

骨付きの肉を活用

まずは、骨付き肉を茹でたスープを飲むところから始まり…お肉を食べられるようになったら、骨についた肉をかじってみる。

骨から肉をうまく外すには、歯だけでなく舌もけっこう使うものなんです。
この作業をしているうちに、唾液もどんどん分泌されていくので◎ですよ〜。

手羽元や手羽先、手羽中。どれも意外と安く買える食材だったりします。
特売の日にたくさん買って冷凍しておくのもいいですよ〜。
スープや煮物、時にはカラッと唐揚げにしてもいいですね。
我が家では、持ちやすくて旨味たっぷりな手羽中が人気です😋

おやつにはスルメや小魚を

子どもの噛む力に力を入れている保育園などでは、おやつにスルメ🦑干し芋🍠煮干しなどの小魚🐟などが出てきたりします。
ガジガジと噛んでいるうちに味がしっかりと感じられ、歯にも脳の発育にもいいとされていますね🙆

クッキーやチョコレートなどの「甘くて柔らかい」お菓子に惹かれてしまうものですが、普段のおやつは噛めるものにしたいですね。

もちろん、食事だけでは十分にエネルギーを摂取できない子どもには、おにぎりやゆで卵などの補食も適宜足していく必要があるでしょう◎

座り方にも注目

昔の日本では、ちゃぶ台を囲んで畳に座って食事をするのが普通でした。
しかし現在では、ダイニングテーブルに椅子…というスタイルで食事をする家が多いのではないでしょうか?

そこで気をつけたいのが、子どもが食事をするときの椅子です。
しっかりと足をつけて食べられるような椅子を選ぶのがいいでしょう。
足がプラプラとしてしまうような座り方では、顎の発育にもよくないと言われています。

ゲーム感覚で噛めるような工夫も

小学校の給食の時間など、限られた時間で食事をしなければならないことも多い子どもたち。
家に帰ってもやることはたくさんあるかもしれませんが、なるべくたくさん噛めるような声かけが大切です。

親はついつい「早く食べちゃいなさい!」なんて言ってしまいますが、余裕のある日には
🙋‍♀️<ママとどっちが多く噛めるか競争だ!
なんて声かけで、ゲーム感覚で噛む力を養うのもいいですよ。

怪我や窒息などには注意⚠️

最後に、子どもの「不慮の事故」には食べ物が原因の窒息などの事故が多く含まれていることを書き添えておきますね。

例えば、噛める食材として大人にはオススメしたいナッツ類
子どもにとっては窒息の原因になりかねないものなんです。
小学生のお子さんがアーモンドを詰まらせて亡くなった例もあるんです。知っていましたか?

・骨付き肉をガジガジ…
・よく噛めるよう、あえて大きめに切った食材を…
これらの場合は、特に怪我や窒息が起こらないように注意が必要です。

自分の歯で食べられる分だけ噛みちぎり、しっかり咀嚼する。
この習慣をしっかりつけるまでは、保護者がちゃんと見守る必要があるのです。
子どもがある程度大きくなっても、このことは忘れずに。


安全に、でもしっかり噛めるように。
忙しい中での心がけは大変ですが、頭の隅に入れておくだけでも違うものですよ。

大人も子どもも、しっかり噛んで元気な生活を送りたいものですね。


【参考記事・URL】
農林水産省ホームページ. 日本食の歴史. 農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/culture/rekishi.html

食べ物と日本人の進化. 馬場悠男. ナショナルジオグラフィック
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20140829/413345/


TAVENALのお弁当には、玄米や雑穀だけでなく、噛める食材がしっかりと入っています。
お肉もあえて大きめサイズで、しっかりと噛めるような工夫をしていますよ。

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